キャリー・トレードは為替相場に影響を与えるか

FX取引をしていると「キャリー・トレード」といった言葉を聞くことがあると思います。
これは1990年代からさかんに行われるようになったトレード方法だそうです。
「キャリートレード」とは金利の低い国の通貨を借りて金利の高い国の通貨を買い、その国の金融商品に投資を行って金利差を稼ぐトレードだそうです。

「キャリー・トレード」と言うと「円キャリー」という言葉を連想すると思います。
これは「円によるキャリー・トレード」の略です。
1990年代は日本が景気が悪くアメリカが景気が良かったので日本が低金利で為替相場はドル高傾向でした。
このため多くのヘッジファンドが円を借りてドルで運用するという事が頻繁に行われていました。
2007年にアメリカでサブプライムローンの問題が発生し欧米諸国も低金利政策を採るようになったため、この「キャリー・トレード」というトレード方式は下火になったそうです。

しかし近年、円安傾向になってきたため、この「キャリートレード」、しかも「円キャリー・トレード」が復活してきたそうです。
金利の低い円を借りて金利の高いオーストラリアやニュージーランドで運用し金利差を稼ぐというやり方のようです。

「キャリー・トレード」は一般的には為替相場には大きく影響しないと言われているそうですが、円キャリーが頻繁に行われるようになれば円を売る量が増えるわけですから円安傾向に為替相場を変動させる力になるそうです。
急速すぎる円安の背景にはアベノミクスの円安政策という情報を聞いたヘッジファンドの円キャリーの動きもあったようです。

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